おもしろ科学探険隊とは

【活動の目的】

きれいなものを見て「きれいだな」と感じる、おいしいものを食べて「おいしい」と感じることと同じように、不思議な体験をして「不思議だ」と感じることは、人として自然な感性だと思います。
しかし、言われ始めて久しくなりますが、日本の子供たちの理科離れと子どもたちが素直に「不思議だな、何でだろうな」と感じなくなったこととは同じ根っこから出ているように思います。

そこで、私達は子ども達に科学の実験・工作をできるだけたくさん体験してもらって、その体験の中で「スゲー!」「へー!」といった感動にちょっぴり「なぜだろう」と科学的な説明(種明かし)を結び付けることによって、科学(自然界)の不思議さ、おもしろさを身体の中に少しでも残してやれば、もう少し大きくなったときに(中学・高校ぐらい)、理科の授業のなかでこの体験を思い出してより理解を深めてもらえるのではないかなと期待しているわけです。
また、この活動は直接理科の受験に役立つことを狙ったものではありませんが、理科が好きになる、不思議だなと考えるようになることは長い目でみれば理科の学力の向上にも役に立つものであると信じています。

【プログラムの狙い】
「おもしろ科学探険隊」のひとつのプログラムには、必ず何か一つの科学原理を折り込んでいて、この原理を使った驚き実験から成立っています。ここで取り上げた科学の原理は物理・化学に関係するものが主体なので、小学校のカリキュラムにのっているものは少なく、主として中学生、高校生が理科で習うもの、中にはかなりハイテクの原理も含んでいます。
また、実験・工作では、できるだけ身近な材料をあまり加工しないでそのまま使って(市販の実験キットのようにしないで)、一番素朴な形で実験ができ、できればそこを出発点として、子供たちが少し知恵を出して、手近なもので手直しし完成度を高めてもらえるような期待を込めているつもりです。

【プログラムの使い方】
実際の現場では、実施する順序はそれぞれのプログラムによって、またイベントの性格や参加者のレベルによって変化しますが、できるだけ発見のよろこびを大きくするために、何が起こるかはあらかじめ予備知識として与えないように、従って解説などは実際に現象が起きてから初めて種明かしをするようなことにしています。
プログラムは原則2時間のワークショップ方式で参加者誰もが経験することとしていますが、オープニングや体験会などのために、屋台方式と呼んでいるいくつかのプログラムを同時にいくつかの場所で実施するようなことも行っています。
これらの資料が子供達に科学のおもしろさを実感体験してもらうことに関心をお持ちの方々に参考にしていただければ幸いです。

                             2009.10.11      おもしろ科学探険隊 代表 関口秀夫


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